最近操虫棍を使う事が多いのですが、気になったのが『操虫棍は物理武器なのか属性武器なのか』という点。
前作のMHWではダメージの属性割合が大きいので、属性よりの武器でした。ドラケン装備の飛燕【属性】もなかなか強かったので、個人的には属性武器のイメージが強かったです。
しかしアイスボーンでは、攻撃モーションの多くに属性補正×0.8の弱体化が行なわれ、強化ジャンプ突進斬りにおいては属性補正×0.5倍となっています。
この記事では操虫棍において装備構成は物理か属性なのかという点を考察しました。
操虫棍の属性ダメージ割合
攻撃方法 rank Hit数 物理
ダメージ属性
ダメージ属性割合 属強Lv6
ダメージ属強Lv6
属性割合抜刀斬り C 1 93 11 10.6% 16 14.7% 抜刀斬り
⇒飛円斬りC 3 329 36 9.8% 48 12.7% 強化なぎ払い
⇒強化連続斬り上げ
⇒強化けさ斬りB 8 462 88 16.0% 127 21.6% 強化ジャンプ
突進斬りS 4 76 28 26.9% 40 34.5% 急襲突き D 6 584 35 6.0% 61 9.5%
こちらのサイトではトレーニングルームにおける操虫棍のダメージ割合を調べられています。
属性ダメージの割合が10~20%程度と、意外にも属性ダメージ割合が低かったという印象です。最も高い強化ジャンプ突進斬りで35%程度、新モーションの急襲突きは6%程度となっています。ジャンプ突進斬りメインなら属性特化にしてもいいのかなという程度で、基本的には物理ダメージの割合が高いです。
ちなみに双剣における属性ダメージ割合は30~40%なので、双剣装備において属性特化が強いと言われる理由が分かると思います。
ダメージシミュでの属性ダメージ割合
モンスターはムフェト・ジーヴァ、武器は赤龍ノ降ス碇・龍で比較。
護符・爪あり、種・粉塵・薬あり、会心率は100%で計算。
装備はムフェト一式、スキルは真・龍脈覚醒、龍属性攻撃強化6を発動。覚醒武器の能力は属性強化655。三色エキス時のダメージを比較。部位破壊は未の状態。
物理ダメージ+属性ダメージで表記しています。
顔 | 顔(傷あり) | 前足 | 前足(傷あり) | 尻尾(傷あり) | |
強化連続斬り上げ | 67+30 | 106+30 | 96+39 | 126+39 | 98+39 |
強化けさ斬り | 50+20 | 80+20 | 72+26 | 95+26 | 74+26 |
強化なぎ払い | 60+20 | 94+20 | 84+26 | 111+26 | 87+26 |
飛び込み斬り | 39+10 | 61+10 | 55+13 | 73+13 | 56+13 |
飛円斬り | 99+20 | 156+20 | 140+26 | 184+26 | 143+26 |
強化突き | 34+20 | 54+20 | 48+26 | 65+26 | 50+26 |
強化ジャンプ斬り | 12+7 | 19+7 | 21+12 | 28+12 | 17+10 |
強化ジャンプ突進斬り | 83+42 | 131+42 | 117+51 | 154+51 | 122+57 |
急襲突き | 169+36 | 267+36 | 239+51 | 316+51 | 245+51 |
ちなみに尻尾上部は属性ダメージがほとんど通ら無いので、強化ジャンプ突進斬りは62+1、傷つけ時に114+1となります。
臨界状態
顔 | 顔(傷あり) | |
強化連続斬り上げ | 177+39 | 187+39 |
強化けさ斬り | 133+26 | 141+26 |
強化なぎ払い | 156+26 | 166+26 |
飛び込み斬り | 102+13 | 108+13 |
飛円斬り | 258+26 | 275+26 |
強化突き | 90+26 | 96+26 |
強化ジャンプ斬り | 31+10 | 33+10 |
強化ジャンプ突進斬り | 219+57 | 233+57 |
急襲突き | 441+51 | 470+51 |
臨界状態においては物理攻撃が通りやすくなる一方、属性攻撃のダメージは変化しません。
ムフェトジーヴァにおいては、傷つけなしなら属性ダメージの割合が高めですが、傷つけありなら物理ダメージの割合がかなり高くなります。
ダメージ割合は大体10~20%程度なので、傷つけ効果が長い、臨界状態になるという事を考えれば物理寄りの構成が良いと思います。
物理vs属性比較
リオレイア希少種
武器は赤龍ノ降ス碇・爆破、覚醒能力は攻撃655
攻撃7見切り7弱点特効3超会心3挑戦者5の物理特化でダメージシミュをしました。
頭破壊後の肉質は物理が55、属性が30。傷つけありで物理71、属性30となります。
・強化連続切り上げ→傷なし176 傷あり241
・飛円斬り→傷なし259 傷あり354
となりました。
次に属性武器である、赤龍ノ降ス碇・雷。覚醒能力は物理655
攻撃7見切り7弱点特効3超会心3挑戦者5
・強化連続切り上げ→傷なし189 傷あり253
・飛円斬り→傷なし267 傷あり362
となり、属性ダメージ分、爆破属性よりダメージ期待値は上がります。
最後に属性武器+属性装備で比較。武器は赤龍ノ降ス碇・雷。覚醒能力は属性655
雷属性攻撃強化6+真会心撃【属性】で会心率100%の期待値を出しました。
・強化連続切り上げ→傷なし200 傷あり252
・飛円斬り→傷なし234 傷あり311
となり、比較的属性の効きやすい部位においても物理攻撃の方がダメージが高くなる場合が多いです。
弱点属性武器の物理攻撃特化が最も高いダメージとなりました。しかし爆破属性の物理攻撃特化とダメージはあまり変わらないので、爆破ダメージを考慮すれば、爆破属性や毒属性武器も期待値は高いと言えます。
まとめ
・操虫棍の属性ダメージ割合は大体10~20%
・ダメージシミュでも物理寄りの構成の方が期待値は高くなる場合が多い
・弱点属性武器の物理強化構成が最も火力が高くなる
・爆破や毒属性の物理強化構成も期待値が高い
結論としては、操虫棍は物理寄りのスキル構成の方がダメージが高くなると分かりました。もちろんモンスターやスキル、攻撃モーションによって変化するので、絶対に物理特化が強いという訳ではありません。
こうしてみると操虫棍の属性ダメージ低下の調整が大きく響いているのが分かります。
今後、属性ダメージの調整や飛燕【属性】などの追加スキルによっては選択肢が増えてくる事を期待しましょう。