この記事では、エルデンリングナイトレインの深き夜におけるオリマー、いわゆるピン役について意識している事をまとめてみました。
ピン役は責任があるのであまりやりたくないという人や、そもそもやった事が無い人もいるとは思います。ただ誰もピンを指さないとルートが分かりにくくなり効率も悪くなり、最悪は攻略失敗に繋がってしまいます。なのでいつでもピン役ができるように、ある程度の知識は持っておいた方がレート上昇にもつながります。
ちなみにピン役の人は色々な呼び方がありますが、今回はナイトレイン界隈で浸透しているオリマーという名称で説明します。
オリマーは1日にしてならず
まずオリマーは最初から上手く行く事は少なく、失敗して覚える事が多いです。筆者も深度5に到達するまでに何度もオリマーで失敗しています。時には低レベルで夜の王戦に挑む事になったりもしました。
失敗するのは仕方ないです。失敗から学ぶ事が重要です。そして失敗の責任はオリマーだけでなく、パーティー全員の責任でもあります。失敗してもチャレンジする事が成長につながります。
筆者の失敗した経験から、覚えておくべき事を以下にまとめてみましたので、オリマーをする時の参考になればと思います。
マッチ開始時
まずマッチ開始時はパーティーメンバーと標的を確認。キャラによって役割は違いますし、夜の王によっては特定の付帯効果を集めたりする必要があります。
なので事前にある程度の知識は持っておいた方がオリマーはしやすくなります。
メンバーで意識してること
レディ・隠者→杖が欲しい。早めに魔術師塔や小砦に行って火力を上げてもらうとファームが楽。
復讐者→聖印が欲しい。マップ左上の聖印のあるボロ小屋や大教会に寄れるようにする。
執行者→状態異常の効くボスに強い。アンデッドやガーゴイル系は避ける方がファームが捗る。
鉄の目・守護者→初期武器を強化したいので坑道に寄りたい。
簡単ですがこんな感じです。特にレディ・隠者は早めに結晶杖などの強い杖を入手できれば、ファームの速度が早くなるので意識しておきましょう。もちろん遺物構成によって変わるので、最終的に遺物の確認が重要です。
夜の王毎の特徴を知る
レベル15を目指すだけでなく、各夜の王毎に応じたファームを意識したいところ。
例えば標的がリブラなら、常夜対策で狙われにくい付帯が必要になるので、野営地などで付帯漁りをしたいです。またリブラは夜ボスでティビアや死儀礼が出現するので、道中で聖律共有や弔いの墓標などのアンデッド特効があれば事故率を下げる事ができます。
道中でメンバーの装備を確認し、必要な付帯や武器が集まっているか確認しながら攻略していきましょう。
マッチ開始時はマップと味方の遺物をチェック
マッチ開始して霊鷹から着地するまでに、まずはマップと味方の遺物をチェックしましょう。
マップは地変や村の有無。メンバーに魔術職がいるなら魔術師塔の位置などを軽くチェックしておきます。そして味方の遺物チェックは非常に大切。侵入者や封牢バフは付けているか、レディ・隠者・復讐者は特化構成なのか、執行者は血の刃型なのかといった味方のビルドを把握しておきます。
特に侵入者バフの有無は重要で、メンバーの誰も侵入者バフを付けていないなら災域の優先度は下がりますが、隠者などの火力職が侵入者バフを付けているなら必ず災域には寄りたいところです。
1日目攻略のコツ
最初の夜までにある程度の火力を確保しておくのが目標。隠者がいるなら結晶杖などの火力を出せる杖を入手しておきたいところ。
とりあえず近くの拠点ではなく、どうすればパーティーの火力が上がるかを考えておくのが大切です。
最初の拠点はどこにするか
まず開幕は雑魚敵を処理してレベル2にしますが、最初の攻略拠点をどこにするか選ぶ必要があります。
おすすめなのは
君主軍、人攫い人形の小砦
火の僧兵、信託の使者の大教会
これらは変異体ボスでも比較的早くクリアできて、なおかつ雑魚敵を処理してレベル上げも可能。小砦は杖も入手できるので魔術職がいればさらにおすすめとなります。
逆にあまり美味しくないのが
結晶人、ガーディアンゴーレムの小砦
霊廟騎士、ガーディアンゴーレムの大教会
変異体のガーディアンゴーレムは事故率が高い割にルーンが美味しくないです。結晶人も変異体だと事故率が高く、霊廟騎士は難易度が高くないですが遅延行動で時間が取られやすいです。
とは言え他にめぼしい拠点がなければ、これらの拠点を攻略せざるをえないですが、近くに美味しい拠点があればそちらを優先してもいいかもです。
最初の拠点は雑魚敵をしっかり倒す
最初の拠点でボスだけ倒すよりも、雑魚敵をしっかりと処理してボスを倒す動きが主流になっています。と言うのも深度が上がるに連れて雑魚敵の攻撃力が高くなり、深度4以上だと雑魚敵でもワンパンされる場合もあります。
1人がダウンすると蘇生が必要になり効率がおちるので、しっかりと雑魚敵を処理してボスを倒しましょう。とは言え小砦1階の壺みたいに硬い敵はスルーでもOK。
雑魚敵を処理してレベルを上げつつ、ボスを安全に倒すのがおすすめです。
基本は近くの拠点へ移動
最初の収縮は拠点を1カ所クリアしたあたりで始まります。
近くに魔術師塔や聖杯瓶があれば入手しておきましょう。この時に収縮エリア外の封牢や拠点の攻略はNG。雨に打たれての攻略は事故の可能性が高くなります。
基本的に次の拠点へ移動する時は収縮内のエリアを選びましょう。近くに攻略しやすい拠点がない時は、霊鷹を使った移動も考慮しましょう。
効率の良いor悪いボスを知っておく
拠点や封牢などで変異体ボスが出現しますが、低レベルだと倒せたとしても時間がかかって効率が悪い場合があります。特に封牢の複数ボスは時間がかかる割に報酬が美味しくないので、低レベルだとスルーするのがいいと思います。
強敵で言えば、王配の赤狼は遅延行動が多く時間がかかりやすいです。逆にミランダフラワーや亜人の女王は比較的簡単に倒せるのでおすすめ。
もちろんパーティーの練度や武器によって異なりますが、なるべく効率の悪いボスはスルーした方が良いと思います。
封牢は優先度が低め
深き夜前は封牢バフを付けて、低レベルからの封牢攻略強かったですが、深き夜では変異体出現の可能性があるので封牢はそれほど重要ではなくなりました。
固定パーティーなら、パーティーメンバー全員が封牢バフを付けて封牢を周回するのなら強いです。ただ野良だと封牢バフを付けていないプレイヤーが多いので、封牢は優先度が低くなります。石剣があって、道中で無理なく寄れそうなら寄るくらいの感覚です。
坑道に行く?行かない?
坑道は鍛石2が入手できますが、場合によっては鍛石を使わない時もあるので行く必要があるか悩むかと思います。
個人的には無理して行く必要はなく、道中で近くにあれば寄るくらいの感覚でいいと思います。または坑道を抜けて目的地に行く時に使います。
逆にルートから外れるようなら無理に行く必要はないくらいでいいと思います。
こまめに味方の装備をチェック
拠点から拠点へ向かっている途中は味方の装備もチェックしておきましょう。
レディ・隠者・復讐者がいるなら火力武器があるかチェック。特に特化構成にしているなら武器が入手できているかは重要です。隠者が強い杖を入手できていないなら、少しルートを外れても杖を見つけに行った方が、後のファーム速度が上がるので効率が良かったりします。
また味方が最大カット率を持っているか、リブラで狙われにくいを持っているか、雨ダメージ上昇を持っているかなどチェックしておきましょう。必要な付帯が入手できていないなら、強敵よりも漁りを中心にするなど立ち回りが変わります。
味方の遺物に応じて災域を攻略
味方の遺物で侵入者バフが付いていれば災域の攻略をしたいところ。攻略といっても基本は侵入者を倒してすぐに別の拠点に行きます。火の僧兵とか信託の使者ならそのまま攻略する事もあります。
隠者・復讐者・レディが侵入者バフを付けていたら優先度は高いです。逆に近接キャラが1人だけ侵入者を付けているだけなら優先度は低めになります。誰も侵入者バフを付けていないならスルーでもOK。ただ侵入者は上手く狩れるとルーンと武器が美味しいので、余裕があれば倒すのもありです。
低レベルで侵入者に挑戦するかどうかですが、大教会や小砦は侵入者が1体しか出現しないので、低レベルでも挑戦していいと思います。遺跡や野営地は2体出現するので事故りやすいので、できれば2日目など火力が出せるようになってからが良さげです。
深度が上がれば聖杯瓶の優先度は低め
深度が上がるほどにワンパンでダウンする可能性が高くなるので、相対的に聖杯瓶の優先度が低くなります。
長期戦になりやすい常夜リブラや常夜カリゴの凍傷ダメージ対策で聖杯瓶を集めるのは有りですが、グラディウス、エデレ、フルゴールあたりは高深度だと聖杯瓶の使用量が減ると思うので優先度は低いです。
ルートにある聖杯瓶は回収するべきですが、わざわざ遠い場所にある聖杯瓶を回収するのは微妙だと思います。夜の王に応じて聖杯瓶の優先度を考えましょう。
1日目のボス前は余裕を持って行動する!
深度が上がるほどに1日目のボスが怖くなってきます。特に深度4〜5は1日目のボスで失敗してしまう可能性が高くなるので、必ず戦闘前には祝福を触っておきたいところ。ギリギリまで戦って蘇生ゲージと聖杯瓶を回復しないまま戦うのは非常に危険です。
夜のボス前に雨の中で戦っているメンバーがいれば、早めにピンを指してあげましょう。収縮位置と祝福をチェックしておき、祝福が遠いなら早めにピンを指さないと事故りやすいので注意です。
2日目攻略のコツ
ある程度武器や付帯が揃っているので、1日目よりはルート取りが楽です。ただ1日目で火力武器や付帯が集まらなかったときは難しくなります。
無理なルートを選んで事故るよりは、少しくらいレベルが足りなくても「ダウンしなければ夜の王は勝てる!」くらいの気持ちで行きましょう。
夜の王戦に向けて足りないものを集める
2日目にはある程度の武器が揃っていると思うので、ここから夜の王戦に向けて足りないものを集めて行きましょう。侵入者バフを付けていて災域の攻略がまだなら災域の攻略を。最大カット率が無ければ遺跡や野営地へ漁りに行きます。
付帯が揃っていれば中央砦でレベル&潜在&タリスマンを狙いに行くのが基本。あるいは中央砦北にいる強敵や近くの強敵を倒してもいいと思います。
また地変があるなら地変に行くのもあり。ただ地変は付帯漁りがしにくいので、付帯が集まっていないなら漁りをしてから地変にいくのもありです。
2日目は臨機応変な動きが必要なので、ある程度慣れも必要です。
恐るべき強敵よりも普通の強敵
変異体の恐るべき強敵は体力が多く、時間がかかる割には潜在があまり美味しくなかったりします。時にはレジェンド武器やさまよう祝福が入手できますが、微妙な潜在効果の場合も多いので無理して戦うのはおすすめしません。祖霊や化身など簡単に倒せるのならありですが、死儀礼など事故りやすい相手ならスルー推奨です。
普通の強敵だとレアな武器は出にくいですが、最大HP上昇などの潜在が入手できるので、個人的には普通の強敵は見かけたら倒しておくのをおすすめします。
特にレディや隠者が結晶杖を確保している場合は、武器を狙うよりも潜在で体力や火力を上げる方が強かったりします。
雨の中での戦闘はNG
1日目でも書きましたが、深き夜において雨の中での戦闘はNGです。夜ボス前に祝福位置をチェックしておき、戦闘前に祝福が触れる位置ならありだと思いますが、基本は雨の戦闘はおすすめしません。
中央砦の屋上などで無理して戦う場面がありますが、収縮前に倒せないならすぐに離脱する判断も必要です。深度5でも雨の戦闘になる事がありましたが、ほとんどのプレイヤーは引く時の判断が早かったです。
レベルよりも火力と付帯が大事
パーティーの火力が高くてファームが上手く行くこともあれば、火力やマップが微妙でレベル15に行けない事もあると思います。
ただレベルだけ上げるのでは無く、最大HPカット率付帯や侵入者バフなどの要素の方が深き夜では重要です。付帯や侵入者バフなしのレベル15よりも、付帯とバフが充実したレベル13の方が強いです。多少レブは犠牲にしても夜の王に応じた付帯や武器を集めるようにしましょう。
結局のところはオリマーよりボス戦の理解度
どれだけ野営地を漁っても最大HPカット率が出ない時もあります。また災域で事故ってしまってレベルをロストする事もありますし、マップが終わっててレベルや潜在が足りない時もあります。
ただそういった不利な状況もナイトレインの醍醐味であり、不利な状況でも勝ち切るのがカンストを目指す上で大切です。結局のところ夜の王戦での理解度が重要なので、どれだけ良い付帯や武器を持っていてもダウンしまくれば意味が無いです。逆に最大カット率が無くても、ボス戦の理解度があれば問題なく勝てます。
勝つのに大切なのは各夜のボス戦と夜の王戦なので、オリマーだけでなくボス戦の理解度が重要です。











