体験談・裏話

看護師歴10年の筆者が、男性看護師として働くメリットや悩みを紹介します。

最近男性看護師が増えたと思いませんか?実はこの記事を書いている筆者も男性看護師なのです。

男性看護師はこの10年間で2倍以上に増加しており、今や各病院はもちろん、各病棟に1人は見かけることも多いのではないのでしょうか?

しかし増えたといっても、全体から見ればまだまだ少数であるのがの男性看護師、前例も少ないので看護師歴10年以上の筆者が、男性が看護師で働くメリットや悩みを紹介したいと思います。

男性看護師の特徴

実際に男性看護師として働いている筆者が、男性看護師の特徴をまとめてみました。かなり主観が入っていると思いますので参考程度に見てください(笑)。

良くも悪くも目立つ

男性看護師なら経験があると思いますが、まだまだ男性看護師は珍しいので、医師に覚えられやすいですし、患者さんや家族さんにも覚えられます。

すぐに覚えられるのはメリットですが、何かあると患者さんから「あの男の看護師が」と指摘があったりするので、ミスも目立つのがデメリットかもしれません。

看護学生の時も実習先で目立ちます、結構男性の学生は扱いが良いような気がしますが、気のせいかもしれません(笑)。

機械に強い!?

看護師に限った話ではありませんが男性は機械に強い人が多いです。そのせいか電子カルテのトラブルや、パワーポイント作成などでは男性看護師が活躍する場面が多いと思います。

手術室やカテ室では電気メスなどの医療機器がたくさんあるので、機械に強い男性看護師にはおすすめの職場だと思います。

力がある!?

体位変換や移乗の介助など、力仕事で役立つのが男性看護師です。

病棟では入浴介助や車椅子移乗、手術室では意識の無い患者さんのポジショニングなどを行なうので、あらゆる場面で男性看護師が期待されるポイントかもしれません。

しかし男性看護師でも腰痛があったりもしますので、男性看護師だから全員力仕事が出来る訳はありません。

男と思われない?

男性看護師の目の前で、女性看護師同士が生理痛の話をしたり、下ネタトークがあったりと男として意識されなくなる場面が多いです。

でも女性患者さんからはしっかり男と意識されるので、羞恥を伴う処置を拒否されたりと、なかなか難しい立ち位置なのです(笑)。



男性が看護師として働くメリット

では実際に男性看護師として働いてきて感じた、「男性が看護師として働くメリット」を紹介したいと思います。個人的な感想なので、あくまで参考にしてもらえばと思います。

国家資格なので就職に困らない

看護師免許は国家資格であり、全国的に看護師の数が不足している事もあってか、就職には困りません。

病院に就職する場合はこちらが条件を吟味できる事が多く、就職活動で不採用となることはほとんど無いです。

将来的に超高齢化社会になり、AIでは代用しにくい職種なので、ますます看護師の需要は高まると思います。

看護師の免許を持っている人でビジネスを立ち上げる人もいます。再就職が容易なのが魅力なので、「持っていて損ではない資格」と言えます。

転職が容易、どこでも働ける

就職に困らないと言う事で、転職も容易に行えます

病院は全国にあるので、「北海道に住みたいから北海道の病院で働こう」といった様に、自分の住みたい場所で働くといったことも可能です。

一度病院を辞めて、他の病院を経験してから元の病院へ戻ってくる看護師も多いです。気軽に他の病院へ転職できるのは医療系ならではのメリットです。

また転職が容易であり、職を失う心配がほぼ無いのでローンを組む際にとても有利です。

考える仕事・やりがいのある仕事

看護師の業務は国家資格が必要なだけあって、考えることも多いです。もちろん入浴の介助や排泄の介助といった力仕事も多いですが、それ以上に患者さんの観察やアセスメント(状態の評価)も求められます。

手術室では医師の手術進行を妨げないようにスムーズに物品を用意する必要があります。その為医師と同じように手術について理解しておく必要があります。

看護師に限らず医療職は「生涯学習」が必要な職業です。勉強は「大変・辛い」というイメージがありそうですが、命を扱う仕事なので、自然と勉強する習慣は身に付いてきます。

勉強した分だけ実践で役に立つので、やりがいのある仕事です。

男性看護師の需要が高まっている

男性看護師はまだまだ少数派ですが、妊娠によって職場を離れることもないので「安定している働き手」です。

今後は高齢化社会になることで、ますます看護師の需要が高まります。男性看護師は雇う側からすれば頼もしい存在だと言えます。

また在宅看護や病棟看護でも、男性患者さんが羞恥の伴う処置では男性看護師を希望される場面もあるので男性看護師の役立つ場面が多くなってきています。

夜勤明け・平日の休みが嬉しい

これは人によってはデメリットでもあると思いますが、病棟看護師だと2交代か3交代で勤務するので必然的に夜勤をすることになります。

夜勤をした事がないと「みんなが寝ている時に仕事をするのは大変そう」というイメージがあると思います。しかし実際は『夜勤の方が好き』という看護師は多いです。

通勤時は朝のように混雑していませんし、病院によっては夜勤の方が楽という事があります。夜勤明け→休みだと実質2連休のような気分になるので、筆者も夜勤が好きです。

また夜勤をすると平日に休みも多くなるので、道路が空いていたり買い物も混雑していないので平日の休みが嬉しかったりします。

出会いが多い

男性看護師を目指すには看護学校に通う必要があります。男性看護師が増えたとはいえ、まだ看護師全体の1割ほどなので、看護学校は女性が圧倒的に多いです。

なので必然的に出会いは多くなります。看護師になった後も職場が病棟なら女性が圧倒的に多いと思います。

しかし出会いが多い=モテる訳ではないので要注意です(笑)。



男性看護師の将来性を考える

需要はある?

今後超高齢化社会となるので看護師という職業の需要は高まります。

よほどの事がない限りリストラの心配もありませんし、病院が潰れたとしても再就職先はすぐに見つかるのが看護師の特徴です。

給料は?年収は?

地域により異なりますが大体年収500万円位(夜勤込み)です。

20代でも年収500万円は全然可能なので、看護師の給料は良いと思われがちですがそうではありません。看護師の特徴として初任給から高い給料を貰えるが、昇給がしにくいという特徴もあります。

また給料が夜勤込みなので、将来体力的に夜勤ができなくなると給料が減ることもあります。安定はしているが年収はお世辞にも高くないのが男性看護師です。

 

まとめ

・男性看護師の需要は高まっている。

・将来AIに置き換えられない職業なので、資格は持っていて損しない。

・給与は安定しているが、年収はそこまで高くはない。

 

男性看護師として記事をまとめましたが、看護師の給料や待遇は勤務場所によって様々です。病院で働くだけが看護師ではなく、企業で働くなど色々な活躍ができる職業です。

将来性はある資格なので、『男性だけど看護師になろうか迷っている人』は是非看護師の資格を取る事をお勧めします。