この記事では、ドスパラのPCであるガレリアのCPU交換についてまとめてみました。
以前モンハンワイルズに向けて、グラボを交換してみましたが、今回はCPU交換もしてみました。
CPU交換に伴い、マザーボードとメモリも交換となっているので、ほとんど自作PCみたいになりました。興味のある人は参考にしてみて下さい。
今回選んだCPU「ryzen5 7600」
今まで使用していたPCは、ドスパラで購入したガレリアで、CPUはryzen7 3700XとグラボがGTX1660SUPERという4年くらい前ならコスパの高いパーツの組み合わせです。
ただモンハンワイルズをプレイするには、スペック不足となっているので、2023年1月に発売された「ryzen5 7600」へ変更してみました。ちなみにryzen7 3700XはマザーボードのCPUソケットがAM4対応で、ryzen5 7600はAM5なのでマザーボードの交換も必要になります。
マザーボードとメモリも交換が必要になるので、結構な出費ですが、それでも新しい規格であるAM5のマザーボードを購入しておけば、今後のCPUアップグレードもしやすいと思って購入に至りました。
ガレリアのB550TWのCPU交換とBIOS更新について
そもそもガレリアのマザーボードである「b550tw」は、ryzenの第3世代CPUが対応となっており、より性能の高いryzen7 5700Xなどの第4世代には対応していません。
一般的なb550のマザーボードなら、bios更新で第4世代のCPUに対応させる事ができるのですが、b550twはドスパラ独自のマザーボードであり、biosのアップデートもされていないので、CPUのアップグレードは基本的に不可能となっています。
ちなみにbiosを、ベースとなっているB550 Phantom Gaming 4のBIOS バージョンに書き換えて、第4世代のCPUに対応させる方法もあるみたいですが、マザーボード交換になってしまうので、Windowsのライセンス認証が外れてしまう可能性があるので、もし行なうなら自己責任でお願いします。
マザーボードとCPU交換を実施
ryzen5 7600と購入したマザーボードは、ドスパラ限定のASRock B650 PG Lightning 。単純に価格が安かったので選びました。メモリはDDR5の32GB。メモリもマザーボード更新に伴い、従来のDDR4メモリが使用できないので交換になりました。
ついでに電源ユニットも交換し、一式の費用は7万5000円ほど。ケースとSSD以外別物になったので、もはやガレリアではなくなってしまったかも。
CPUクーラーはケチって付属のものを使用。値段が近いryzen5 7600Xはクーラーが付属していなかったので、迷った結果無印の7600にしました。
メモリを2枚差し込み。位置はマザーボードに記載されている位置に付けます。
SSDは元のマザーボードから移植。2枚とも装着しますちなみに中のデータはそのままでOKです。
後はマザーボードをケースに取り付け、グラボを装着したらほぼ完成。最後に電源ユニットから配線をし、起動させてみます。
Windowsが立ち上がり、自動的にドライバが更新されて終了。呆気ないほど簡単に交換可能でした。
Windowsのライセンスはどうなるの?
ガレリアなどのBTOパソコンは、Windowsがメーカー製のPCにセットで販売されているOEM版となっています。
OEM版は「そのPCのみ使用可能」という括りにで、マザーボード交換を行なうと別のPCとなり、通常はWindowsのライセンスを取得しなおす(再購する)必要があります。ただ、最近はWindowsのデジタルライセンスを取得した上でマザーボード交換を行なうと、そのままライセンス認証が可能で、引き続きWindowsが利用可能になっています。
このWindowsの継続利用は色々な意見があり、「マザーボードを交換したら、新しいWindowsのライセンスの購入が必要だ」という意見と、「ライセンス認証が通ったら、ライセンスの購入は不要」という意見があります。
ちなみにドスパラのホームページでは、BTOパソコンのマザーボード交換手順が紹介されており、Windowsのデジタルライセンスを取得している場合は、マザーボードを交換しても引き続き利用可能と記載されています。
最近はOEM版でも引き続き利用可能という意見が多いみたいです。気になる人は新しいライセンスを購入する方がいいと思います。筆者もこの機会に新しいライセンスを購入しようと思っています。
という事で今回はCPU交換の記事でした。グラボ交換に比べて、CPU交換は効果が体感しにくいですが、ベンチマークは向上しているので、モンハンワイルズも問題なくプレイできるでしょう。