この記事ではストリートファイター6における防御方法についてまとめてみました。
スト6は起き攻めや端攻めが強力で、端から出られずKOされてしまう事も多いです。相手の攻めに対する防御手段を知っておかないと、延々と攻められ続けるので、防御方法と選択肢を知っておくことは重要です。
目次
攻撃側と守備側の基本的な選択肢
以下に攻撃側と守備側の選択肢をまとめてみました。他にも選択肢はあれど、基本的には以下の行動になります。
攻撃側の選択肢
投げ
打撃重ね
シミー(後ろ下がり)
垂直ジャンプ
インパクト
様子見
守備側の選択肢
ガード
パリィ
投げ抜け(グラップ)
遅らせグラップ
前ジャンプ
無敵技
コパン暴れ
バックステップ
では以下に守備側の選択肢について解説します。
守備側の選択肢とリターンまとめ
以下に守備側の選択肢とそのリターンについてまとめてみました。特に端攻めや起き攻めでは防御方法とそのリターンを知っておかないと、リターンの少ない行動を繰り返してダメージ負けしたりします。
ガードや投げ抜けは防御の基本ですが、実はあまりリターンの少ない行動だったりするので、他の防御方法もしっかり知っておきましょう。
①ガード
一番安全なようですが、ガードしたままだと攻められ続けるので、ある意味一番旨味がない行動。攻撃をガードしたら、どこかで割り込んだりジャンプで逃げたりをする為にガードしましょう。
インパクトや垂直ジャンプを返しやすいので、意識しておきたいところ。パリィと比べて中下段の択には弱いです。ガードしたままではなく、次の行動を考えてガードしておきましょう。
投げ→× 負ける
打撃重ね→△ ガード後再度読み合い
シミー(後ろ下がり)→△ 状況変わらず
垂直ジャンプ→△〜○ 対空できれば状況有利に
インパクト→×〜○ インパクト返せれば有利に
様子見→△ 状況変わらず
②パリィ
ガードと違って中下段のどちらも対応可能で、ドライブゲージも削られないメリットがあります。打撃を読んだのなら、ガードよりもパリィの方がおすすめ。
ジャストパリィになれば、後ろ投げから端入れ替えでリターン大。ただし投げられるとパニカンになって、普通に投げられるよりダメージが増えてしまいます。
垂直ジャンプに対して、パリィ中に前ステを入力してパリィラッシュで端から逃げる事も一応可能です。ただタイミング次第では潰されるので、狙わない方が無難かも。
詐欺飛びなど一部反撃ができない起き攻めもあり。また様子見されていると、パリィを見てから投げられる可能性もあります。
投げ→× 負ける上にダメージ大
打撃重ね→△〜○ 中下段の択に強く、ジャストで有利に
シミー(後ろ下がり)→△ 状況変わらず
垂直ジャンプ→△~× すかしジャンプだと投げられる
インパクト→△ インパクト返せないがパリィで微有利
様子見→△〜× パリィ見てから投げられやすい
③投げ抜け(グラップ)
投げが読めたら投げを回避可能。相手の投げや打撃重ねが甘ければ逆に投げる事も可能。ただし投げ抜けをしても状況は変わらないので、実は旨味がない行動だったりします。
通常投げのダメージが1200に対し、打撃からのコンボは2000以上減るのがほとんどなので、リスクとリターンが釣り合っていないです。
普通の投げ抜けをするくらいなら↓の遅らせ投げ抜けを選択しましょう。
投げ→△ 状況変わらず
打撃重ね→×
シミー(後ろ下がり)→×
垂直ジャンプ→×
インパクト→×〜○ タイミング次第では投げれる
様子見→△〜○ 近ければ投げれる
④遅らせ投げ抜け(遅らせグラップ)
起き攻めなどで攻められている時に、ガードしながら打撃が来るタイミングより僅かに(1〜4F)遅らせて投げ入力をする事で、打撃ならガードして投げなら投げ抜けが可能になります。
普通の投げ抜けをするくらいなら、遅らせグラップを選択したいところ。打撃と投げのどちらにも対応可能なので、防御手段としては優秀なのですが、投げ抜け同様リターンは少ない行動だったりします。
プラチナあたりのランクならシミーをされる事も少ないので強力な防御手段ですが、ダイヤやマスターだとシミーで対応される事も多くなります。どちらかと言えば画面中央で飛びやラッシュ攻撃をガードした時に状況を五分に戻す為に使う事が多いです。
投げ→△ 状況変わらず
打撃重ね→△ 状況変わらず
シミー(後ろ下がり)→×
垂直ジャンプ→×
インパクト→×〜○ タイミング次第では投げれる
様子見→△〜○ 近ければ投げれる
⑤無敵技暴れ
相手が打撃や投げなどの行動をしていれば、ダメージを奪いつつダウンさせられます。
キャラによっては端の入れ替えも可能。ガードされるとパニカンから大ダメージをうけますが、リターンも比較的大きい行動です。
無敵技を見せておけば、無敵技警戒の様子見やシミーをしてくるので、端からの脱出がしやすくなるというメリットもあります。
投げ→○
打撃重ね→○
シミー(後ろ下がり)→×
垂直ジャンプ→×〜○ 技によっては当たらない
インパクト→×〜○ 技によっては返される
様子見→×
⑥通常技暴れ
無敵技ではなく、しゃがみ小パンチなどの通常技で暴れる方法です。
相手の投げや打撃重ねが甘いと、通常技がヒットして攻守逆転が可能です。低ランク帯なら比較的有効ですが、ランクが上がってくると打撃や投げを起き上がりにしっかり重ねてくるので、暴れるとダメージを受けてしまいます。
シミーに対してしゃがみ中足からラッシュという選択肢もあり、こちらは逆に高ランク帯なら刺さりやすい行動だったりします。
投げ→×〜○ 重ねが甘ければ○
打撃重ね→×〜○ 重ねが甘ければ○
シミー(後ろ下がり)→△〜○ 下段で暴れたら○
垂直ジャンプ→×〜△ 隙の少ない技ならガードできる
インパクト→×〜○ 隙の少ない技なら返すチャンス
様子見→△〜○ ガードさせたら攻守逆転のチャンス
⑦前ジャンプ
成功すれば端の入れ替えができるので、意外とリターンの大きい行動。逆に攻めている側は前ジャンプをどう咎めるかが重要になります。
必殺技対空持ちのキャラには、ジャンプできても対空される事がありますが、端の入れ替えはできるのでメリットは大きいです。
投げを連続で行う柔道対策にもなるので、投げが読めたら投げ抜けよりも前ジャンプの方がリターンは大きいです。
投げ→△〜○ 対空が間に合う場合あり
打撃重ね→△〜× 重ねが甘ければ飛べる
シミー(後ろ下がり)→△〜× 対空される場合あり
垂直ジャンプ→△
インパクト→○
様子見→△〜× 対空される場合あり
⑧バックステップ
バックステップは投げ無敵があるので、投げをスカして反撃できる可能性があります。ただし打撃無敵は無いので、打撃には無力です。
相手の投げの重ね方次第では、投げをスカしても反撃をガードされる事があります。
あまり使わない選択肢ですが、前ジャンプで投げを抜けても対空されるなら、バクステで反撃を狙う選択肢もありです。
投げ→△〜○ 重ねが甘いと投げ返せる
打撃重ね→×
シミー(後ろ下がり)→△ 状況変わらず
垂直ジャンプ→×〜〇 ジャンプのタイミング次第
インパクト→×
様子見→△ 状況変わらず
結局は読み合い!キャラ対策も必要
攻撃側、防御側ともに選択肢は多くありますが、確実な防御方法は無く、結局のところ読み合いが重要になります。
ただし完全なジャンケンではなく、キャラによっては選択肢の割合は変わっていきます。
例えばマリーザに対して起き攻めをする場合、マリーザは打撃に対して強い当て身技がありますが、投げには負けてしまいます。そしてマリーザは無敵暴れがSAしか無いのでシミーはされにくいです。なので、マリーザ側は投げに対して有効な前ジャンプを選択すると読み勝ちしやすくなります。
逆に防御側がJPの場合、JPは投げに対して大リターンを持つ当て身技があるので、攻撃側は投げを選択しにくいです。当て身は打撃もとれるので、攻撃側は様子見や打撃重ねが多くなります。なので防御側はパリィや前ジャンプでの逃げが通しやすくなります。
この様にキャラによって選択肢は変わっていくので、自分と相手のキャラからどの選択肢がリターンが大きいかを考えておく必要があります。