百竜スキルで一部の武器に付与可能な「痛恨の一撃」。マイナス会心時に確率で攻撃力が上昇するスキルですが、詳しい効果はゲーム中で表記されていません。
ということで、簡単にですが効果を検証してみました。
痛恨の一撃の効果
修練場でマイナス会心15%のティガ大剣で攻撃し続けた結果はこちら。
発動率:約30%
ダメージ増加量:マイナス会心時のダメージ約2倍
マイナス会心時のダメージを約2倍にするので、一見すると強そうに感じますが、そもそもマイナス会心時の30%程度でしか発動しない点に注意。
マイナス会心では攻撃力が0.75倍になり、痛恨の一撃発動時は通常時の1.5倍のダメージとなります。発動率が30%程度なので、マイナス会心のおよそ7割近くが0.75倍になってしまうので、結局のところダメージ期待値的には見切りで会心率を0%にした方が高いです。
つまり、痛恨の一撃は攻撃力を上昇させるスキルでは無く、マイナス会心によるダメージ減少を抑えるスキルという扱いになっています。
百竜スキルは攻撃か痛恨の一撃どっち?
修練場でのダメージは以下の通り。
攻撃力強化Ⅲ:通常時96 マイナス会心時72
痛恨の一撃:通常時93 マイナス会心時70 痛恨の一撃発生時140
痛恨の一撃発動率を33.3%とした場合、マイナス会心時の期待ダメージは93になります。
なのでマイナス会心15%の場合
攻撃力強化Ⅲの期待ダメージ:92.4
痛恨の一撃の期待ダメージ:93
となり、僅かに痛恨の一撃の期待ダメージが上回ります。
とは言え、痛恨の一撃の発動率を33%で計算している場合なので、痛恨の一撃の発動率が低くなればそれだけ期待値は低下します。
会心率が-30%の場合は、攻撃力強化Ⅲの期待ダメージが89に低下するので、確実に痛恨の一撃の方が期待ダメージが高くなります。
現状は痛恨の一撃の正確な発生率が分からないので、どちらが良いかは断言できませんが、マイナス会心率が高くなるほど痛恨の一撃は効果的というのは間違いなさそうです。