看護

職場の人間関係に悩む看護師が知っておくべきポジティブ思考!10年目看護師の生き残り術

こんにちは、10年目を越えた男性看護師のミダ猫です。みなさんは職場の人間関係で悩む事は無いですか?

看護師は『女性が多い職場』『スタッフの年齢が幅広い』『ミスすれば患者さんの生命に危険を及ぼすので緊張感がある』といった特徴があり、人間関係に対して余裕が無くなりやすい仕事です。

その為人間関係の悩みが多く、看護師として働いたら一度は人間関係で悩んだ事があると思います。

この記事では男性看護師として10年間過ごしてきた筆者の体験から、看護師として人間関係に悩まないように生き残る方法である『ポジティブ思考』について紹介します。

悩みが無い人はこの記事を見ても得るものは無いかも知れません。しかしあなたが人間関係に悩むのならこの記事が参考になるかも知れません。

 

自分の思考次第で人間関係は変わる

人間関係は相手とのやり取りであり、人間関係を変えるとすれば自分か相手のどちらかが変わる必要があります。

相手、あるいは周りを変えようとしても難しいです。当たり前ですが何十年と生きてきた性格は人の影響で簡単には変わりません。

「もっと優しい言い方をすればいいのに」「テキパキ動いて欲しい」「性格が変わって欲しい」などという考えは一方的な希望でしかありません。

となれば自分の思考を変えるほうが現実的な対応になります。



自分の思考を変えるとは?

自分の思考を変えるという事は、自分の考え方や心のあり方を変えるということです。

例えば先輩看護師に指導を受けた場合、ストレスを感じる人もいれば、あまり気にしない人もいます。

同じ状況下にあっても自分の考え方で受けるストレスは変わるということです。起こった物事に対して論理的に自分の感情や物事を捉え、ネガティブな状況をどのように打開するかを考える方法を『ポジティブ思考』と呼びます。

ポジティブ思考と聞くと『楽観的』と思われそうですが、本来ポジティブ思考はネガティブな状況や弱点を違う視点から見ることで長所に捉える方法です。『仕事がつらいけど我慢して頑張ろう!前向き前向き!』といった我慢や根性論ではありません。

ポジティブ思考は生まれ持っての性格ではなく、実はトレーニングで得られるものなのです。

例えばスポーツ選手はフィジカル(肉体)とテクニック(技術)が大切ですが、心技体という言葉が表すようにメンタル(精神)も必要とされています。

スポーツ選手もメンタルトレーニングを行っており、ポジティブ思考はトレーニングよって作られるのです。



ポジティブ思考になる為の考え方

注意して欲しいのはポジティブ思考とはただの楽天家や無神経ではありません。重大なミスをしてヘラヘラ笑うのはポジティブ思考では無いのです。

ポジティブ思考は失敗を糧にして、未来に向けて考える事なのです。

どんな一流スポーツ選手でもミスはします。プロ野球選手でも毎回ホームランは打てません。スポーツ選手はミスを悔み、無かったことにするのでは無く、ミスを分析して次の試合に活かします。

マイナスを見ない事がポジティブではありません。マイナスを自分の中でプラスに変える力がポジティブ思考です。



人間関係に悩まない!ポジティブ思考の習慣

ポジティブ思考はトレーニングで作られるという事で、自分の中で習慣づける必要があります。

ポジティブ思考の例を紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。

完璧を求めない。失敗はするもの

看護師として働いているとミスはつきものです。ミスをしても良いわけではないですが、人間はミスをする生き物です。

ミスをする事を責めるのではなく、「ミスは誰にでも起こる事」と考え、何が原因でミスをしたのか、どうすればミスを無くすことができるのか前向きに考えることが大切です。

完璧な人間は存在しません。オリンピック選手でも本番でミスをしてしまいます。新人の看護師ならなおさらミスをするでしょう。完璧を求めるとできない部分ばかり目についてしまいます

人に完璧を求めない、完璧ではないのは当たり前と思うと相手に対して心に余裕が生まれます。

損得勘定はネガティブ思考の元!損得勘定は捨ててしまおう

看護師の仕事をしているとついつい損や得を考えてしまいませんか?「これは自分の仕事じゃない」といった損得勘定は、自分が特になるように行動しても、結果的に損する事が多くなってしまいます。

『自分の担当じゃないから』と他のスタッフが忙しいのに手伝わないという場合、得をしているようですが、他の勤務者を手伝う方が同僚と良好な関係を築けるので、結果的に手伝った方がメリットが多い場合があります。

「自分の仕事じゃないから、勤務時間外だから」といった考えは、どんどん自分の行動力が低下し、自分では得をしているつもりでも、周囲の人間からの評価が下がり、結果的に損している事もあります。

相手に「10」を差し出したら、「5」返ってくるとは思わない』ことが大切です。相手からの見返りを求めるとそこから不満や怒りが芽生えます。見返りを求めなければ、相手から「2」返ってきただけでもうれしい気持ちになります。

損得勘定で考えずに行動するという事は、自分の行動力を高め、周囲の評価を高めてくれるのです。

白黒はっきりよりもグレーゾーンを広げよう

「あの人は好き、あの人は嫌い」と物事をはっきりと決める考え方を白黒思考といいます。

この好きと嫌いが両極端の白黒思考だと人付き合いに苦労する場面が多くなります。今まで好きだった人が急に嫌いになってしまったり、相手の新しい面を見るたびに好きになったり嫌いになったりと、自分も周りの人も戸惑ってしまいます。

また白黒思考は看護業務においても弊害をもたらします。

看護師の業務は目標が一つであっても、方法は様々であり、人によって看護の内容は変わってきます。『この患者さんにはこうしなければいけない』といった100%か0%の考え方だと、他の看護師さんの看護が許せなくなってしまったり、自分の看護を指摘されると怒りが湧いてしまいます。

看護は勝ち負けではないです。看護は人によって考え方は異なりますし、看護には正解がない場合が多いです。

病棟では様々な看護師が患者さんの事を考えて看護を行ないます。『○○しなければいけない』の白か黒の判断ではなく、『○○という方法もあるんだ』というグレーゾーンの考え方は看護師として生きていく為に必要となってきます。

グレーゾーンの考え方ができることで、自分と他人の違いが受け入れられるようになり、人間関係も良好になりやすいのです。



ポジティブ思考でも限界はある!自分のスキルに合った病院で働くのも一つの手段

実際に転職をおすすめする訳ではありませんが、最悪の場合はいつでも転職できる、というのは看護師の強みです。

いざ転職してみると自分にあった職場が見つかることも多いです。看護学生の時になんとなく就職した職場よりも、自分の働きたい条件で探した職場の方が働きやすい場合も多いです。

『自分はゆっくり働きたい』という考えの人がバリバリの急性期病院で働くと、周りとの温度差で人間関係に悩みやすくなってしまいます。なので仕事で自分が限界になってしまうくらいならいっそのこと、自分のスキルに合った病院へ転職してしまうのも一つの手です。

看護師は女性が多くライフスタイルの変化もあるので、働き方が選びやすい職業です。どこの病院も看護師不足であり、看護師は転職しやすい職業です。看護学校を卒業してから定年するまで同じ病院で働いている看護師は少ないです。

看護師は国家資格であり、相応のスキルが必要になる職種です。いくらポジティブ思考でも自身のスキルが職場とマッチしていないと人間関係の悩みの元になってしまいます。



まとめ

人間関係の悩みで周囲を変えるのは難しい、自分の思考を変える事が必要。

・ポジティブ思考はトレーニングで作られるもの。習慣づける事が大切。

・ポジティブ思考だけでなく、自身のスキルと合った職場で働く選択肢も大切。

人間関係の悩みのいくつかはポジティブ思考で改善できるものもあります。『なぜ自分が変わらないといけないのか!?』と思わず、積極的に自身を変えてみてはいかがでしょうか?

人間関係を円滑にすることも『看護師のスキルの一つ』です。看護師を10年以上経験して思う事は、知識だけではなく周りと上手く合わせる事ができる看護師が優秀なのだと言う事です。