看護

慢性期から急性期への異動・転職を考えている看護師へ伝えたいアドバイス

慢性期病院で働いているけど、いつかは急性期病院で働きたい。だけど『急性期病院でやっていけるか』と心配している看護師さんもいらっしゃると思います。

筆者は現在ICUで勤務をしていますが、少数ではあるものの慢性期病棟からICUへ異動・転職される方がいます。理由は人それぞれですが、慢性期から急性期へチャレンジするのは勇気がいることだと思います。

この記事では慢性期から急性期へ異動や転職を考えている方にお伝えしたいアドバイスをまとめました。

慢性期でも急性期でも基本は同じ

急性期だからと言っても、看護師としての基本は同じです。確かに慢性期の方が医療的なケアは少ないですが、慢性期で行う保清・栄養投与・吸引などは急性期でも活かせます。

また慢性期から来られた看護師は、患者さんや家族との関わりは上手な方が多いので、急性期においても自分のスキルを活かせる場面は多いと思います。

最も看護師として大切な事である、『分からない事を調べる』という事ができるのならば、慢性期でも急性期でも働けます。逆にいうと新卒で急性期病棟に配属された看護師でも、分からない事を放置していれば仕事についていけなくなります。

『前の病院ではこうだった』はNG!

前職の経験を活かすことは大切です。転職した場合は『早く役に立たないと』という焦る気持ちになる人は多いです。しかし、まずは病院の仕事の進め方やルールをしっかり覚えて欲しいです。

以前慢性期病院で10年以上働いた看護師さんが転職してきましたが、『前の病院ではこうだった』となかなか病院のルールを覚えてくれなくて苦労した思い出があります。

前の病院で使ってた略語を使われるので、仕事でのコミュニケーションが取りづらく、カルテの書き方も以前の病院のやり方でした。『前の病院では・・・』はNGワードです。言われるたびに、『なぜ転職してきたのだろう』と思ってしまいます。



働きたい気持ちがあれば年齢は関係ない!

筆者の働いているICUには40代前半~後半で異動してきた人もいます。50代でもバリバリに働いている看護師もいます。

ICUは急な状態変化に戸惑う家族のケアも必要な部署です。人生経験の豊富なスタッフの方が、家族さんから信頼される事も多いので、自分の経験を活かした働き方ができています。

逆に若い看護師でもやる気がなければやっていけないものです。結局は本人のやる気があれば慢性期も急性期も関係なく働けるものなのです。



急性期看護は楽しいですよ

ここまで色々書きましたが、筆者が一番伝えたいのは『急性期看護が楽しい』という事です。特にICUや手術室は覚える事が多く、緊張感のある職場ですが、その分達成感もひとしおです。

医師から指示がバンバン指示が飛んできますし、医師の処置を介助する事も多いです。新人の頃はミスする事も多く、医師によっては『もういいから、できる人に代わって』と言われた事もありました。それでも同じミスはしないように自分でメモやノートを作って、ミス無くやりきった時は頑張って良かったと思います。

急性期病棟では日々学習が必要で、時には参考書には無い現場でのルールを覚える事も必要です。医師によって処置の手順が変わったりするので、マニュアル通りにいかない事も多いです。時には長時間の残業になり、体力も必要な仕事です。それでも筆者が10年以上急性期病棟で働いているのは『楽しい』と思える時があるからです

もしこの記事を読んで急性期病棟に興味を持ったら、是非チャレンジしてみてください。個人差はあると思いますが、急性期看護って楽しいって思えるかもしれませんよ。