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リットマン聴診器の違いや特徴を解説。リットマンを安く買う方法も紹介

看護師だけではなく、医療従事者がよく使う医療器具の一つが『聴診器』です。

看護師なら必ず一つは持っている聴診器ですが、皆さんはどのように聴診器を選んでいますか?

性能や見た目、コストパフォーマンスなど、様々な種類があるのが聴診器。毎日使うものだから納得のいく物を選びたいですよね。

この記事では現役ICU看護師である筆者がリットマン聴診器の種類についてまとめました。是非リットマン聴診器を購入する際は参考にしてみて下さい。

リットマンとは?

正式には『3Mリットマン』で、世界の聴診器のシェア8割を超える、医療従事者なら知らない人はいないであろう聴診器メーカーです。

『聴診器はとりあえずリットマンを選べば間違いない』と言われるほどで、聴診器のモデルも沢山あるので自分にあった聴診器を選べるのが特徴です。

価格は他のメーカーと比べれば高い方ですが、安いモデルでも性能が良いものが多いです。

聴診器は高い方がいい?

基本的に値段が高い方が、聴診時の音が聞こえやすいです。しかし聴診時の音が聞こえやすい物は遮音性が高いので、聴診時に周囲の音が聞こえにくい、耳が痛くなりやすいというデメリットもあります。

一概に性能だけで選ぶのではなく、用途に合わせて選ぶのがベストです。

また毎日持ち運びするものなので、価格だけでなく重量や取り回しのしやすさも重要なポイントです。

リットマンを安く買う方法はあるの?

リットマンの高いモデルだと、価格が3万円~5万円ほどするのでなかなか手が出せないかも知れません。

リットマンを安く買うならばAmazon楽天で安く販売されている商品を狙うのがオススメです。

例えばリットマンのカーディオロジーIVの場合。看護師専用の通販サイトであるアンフェミエでは31900円ですが、Amazonでは27000円で購入する事ができます(2019年7月現在)。

モデルによっては半額近くの価格で購入する事も可能です。

Amazonや楽天の様なサイトは、常に販売されている訳ではなく品切れの商品も多いですが、普通に購入するよりも安く買える場合が多いです。

シングルピースとダブルピースのどちらがおすすめ?

聴診する面が、膜面の一つだけのものをシングルピースです。聴診する面が膜面とベル面の二つを切り替えられるものがダブルピースです。

呼吸音の聴診では膜面を使用しますが、心音の聴診では膜面とベル面の両方を使用します。低音である心雑音を聴取するにはベル面の方が聴取しやすいためとされています。また妊婦さんの胎動音もベル面が聴取しやすいとされています。

心音や胎動音を聴診しないのであればシングルピースで十分です。

リットマンのカーディオロジーなどのモデルにあるサスペンデッドダイアフラムは、シングルピースですが聴診時に抑える強さで高音と低音を聞き分ける事ができるので、心音の聴診にはおすすめのモデルです。

 

マスターカーディオロジー

 

性能
コストパフォーマンス
従量 190g

リットマン聴診器の最上位モデル

遮音性が高く、とにかく音が凄い聞こえます。カーディオロジーの名の通り、心音や心雑音を聞き分ける時にはおすすめの聴診器です。

抑える強さで高音・低音を聞き分けられる、サスペンデッドダイアフラムを搭載。服の上からでも余裕で聴診できるほどの性能です。

価格が高い事もあり性能は素晴らしいですが、重量もあるので持ち運びには少し重いです。

価格、性能共に最高

190gと重いので持ち運びには不便

 

カーディオロジーⅣ


性能
コストパフォーマンス
従量 177g

通常ベル面となっている面が小児用のダイアフラムとなっており、成人・小児の両用聴診器となっています。

サスペンデッドダイアフラム構造なので、高音と低音の聞き分けも可能。チューブの中が半分に仕切られている2in1バイノーラル構造なので非常に高い聴診性能を有しています。

カーディオロジーの名を冠していますが、循環器領域だけでなくあらゆる分野で使用できる、汎用性の高い聴診器です。

マスターカーディオロジーと同じく重量があるので、取り回しがしにくい点を除けば最高にコストパフォーマンスに優れた聴診器です。

オールマイティーな高性能聴診器

成人から小児と幅広く使用可能

177gとそれなりに重量がある

 

マスタークラシックⅡ


性能
コストパフォーマンス
従量 160g

シングルピースで音がダイレクトに伝わりやすい構造、高性能ながらもシンプルで取り回しのしやすいモデル。

シングルピースですがサスペンデッドダイアフラム構造で低音と高音の聞き分けも可能。

高い聴診性能ながらも比較的重量が軽く、コストパフォーマンスに優れた聴診器。

小児患者さんに使用しないのであればカーディオロジーⅣよりこちらがおすすめです。

性能、使いやすさ、コストのバランスが素晴らしい

高性能聴診器にしては160gと比較的軽い

 

クラシックⅢ


性能
コストパフォーマンス
従量 150g

リットマンの中で最も売れているシリーズがこのクラッシックⅢです。

性能はマスターモデル程ではないですが、十分な聴診性能があります。

成人と小児両方のダイアフラムが搭載されており、小児用の膜面が不要な場合は、付属のノンチルスリーブを装着することでベル面としても活用できます。

重量も150gと持ち運びしやすく、まさにオールマイティーな聴診器と言えます。

値段もリットマンの中ではそれほど高くないので、看護学生さんにもおすすめのモデルです。

リットマンで最も売れているモデル

コストパフォーマンスに優れ、あらゆる場面で使用できる

 

セレクト


 

性能
コストパフォーマンス
従量 120g

軽量で取り回しがしやすい片面タイプの聴診器です。

片面タイプですがサスペンデッドダイアフラム搭載で、軽いながらも優れた聴診性能を持つモデルです。

2019年7月現在、生産終了となっているので在庫が無くなり次第販売終了となっています。

軽量ながらも聴診性能は高い

現在生産終了となっている

 

ライトウェイト


性能
コストパフォーマンス
従量 100g

その名の通り軽さが魅力の聴診器です。気になる重量は100g!マスターカーディオロジーの約半分であり、肩にかけても負担の少ない重さです。

聴診性能は他のモデルには劣りますが、それでも呼吸器の聴取においては十分な聴診性能を有しています。

とにかく軽いので、常に聴診器を持ち運ぶ必要のある看護師さんにはおすすめです。値段も比較的安いのも魅力です。

とにかく軽く取り回しのしやすい聴診器

聴診性能も十分実用的なモデル

 

まとめ

・聴診器を安く買うにはAmazonや楽天などの通販サイトがおすすめ

・性能だけでなく、毎日使うものなので重量や取り回しのしやすさも重要なポイント

・リットマンには膜面で高音と低音を聞きわける事ができるサスペンデッドダイアフラムを搭載しているモデルがある。