覚醒武器には『銀火竜の真髄』といったシリーズスキルが付与できますが、シリーズスキルを付与するには覚醒能力の枠を1つ使用します。その為、シリーズスキルを付与するべきか、それとも攻撃力強化といった強化を行なうべきか悩む事も多いと思います。
PS4ハンターには今更な話題ですが、意外と分からないというハンターも多いかもしれません。
また今後PC版でムフェトジーヴァが登場するので、この機会に覚醒武器にシリーズスキルをつけるべきかどうかを考察したいと思います。
目次
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シリーズスキルを付与するメリットを知っておこう
シリーズスキルを付与する為には、攻撃力強化Ⅴや属性強化Ⅴといった覚醒能力の枠を1つ使用します。その為、シリーズスキルを付与した場合は、シリーズスキルを付与しない場合と比べて攻撃力や属性値が低くなってしまいます。
なのでシリーズスキルを付与する事によって、攻撃力強化Ⅴや属性強化Ⅴを上回るメリットがある場合にはシリーズスキルの付与が有効と言えます。
その為、何となくシリーズスキルを付与するのは得策ではありません。しっかりと装備やスキル構成を考えた上でシリーズスキルを付与しましょう。
覚醒能力の上昇値
シリーズスキルを付与しない場合に付けられるであろうスキルと、その上昇値をまとめました。
攻撃力強化Ⅴ
攻撃倍率+9~+10
大剣とハンマーの場合、攻撃力強化Ⅴの攻撃力上昇値は武器倍率+9です。他の武器種は倍率+10の上昇値となり、これはスキルの攻撃Lv3やフルチャージLv2と同等の効果になります。
数字だけでみると効果は少なそうですが、ダメージ増加率は3%程度あるので意外と効果は大きいです。
属性強化Ⅴ
属性値+120(大剣)+90(太刀・スラアク)+70(片手、操虫、弓)+60(双剣・チャアク)
武器種によって属性値の上昇値は異なりますが、覚醒能力1つで属性値の増加量は高めです。
双剣や弓の場合は属性特化装備にする事が多いので、属性強化Ⅴが1つ少なくなると火力ダウンに繋がります。
つまりシリーズスキルを付与する事で、これらの覚醒能力の上昇値よりもダメージ期待値が高くなる、あるいはメリットがある場合にシリーズスキルの付与が有効と言えます。
シリーズスキルが有効な例
では上記の前提を理解した上で、シリーズスキルが有効な例を紹介します。
3部位+3部位シリーズスキルを組む場合
覚醒武器にシリーズスキルを付与する場合に最も有効な例がこれだと思います。3部位スキル同士を組み合わせる事で、生産武器では不可能だったスキル構成が可能となります。
有名な組み合わせとして、龍脈覚醒と達人芸を組み合わせた『ムフェトカイザー』装備。
会心率20%アップと達人芸の相性が良く、弱点特効無しで会心率100%を目指す装備などが組むことができます。
特にムフェトジーヴァ戦では斬武器だと弱点特効の効果が薄いので、かなり有効な装備です。
徹甲榴弾ライトボウガンにおすすめなのが、ナルガ3部位+ゾラマグナ3部位の真業物+砲術5装備。
真業物によりリロード回数が減少し、結果的に火力の向上に繋がります。攻撃力強化Ⅴを遥かに超えるメリットがあるので、シリーズスキルをつけるべき装備構成です。
2部位+4部位シリーズスキルを組む場合
こちらも有効な組み合わせですが、ムフェトカイザーや真業物+砲術5のような鉄板の組み合わせは少ないです。
イヴェルカーナのシリーズスキル、冰龍の神秘を付与する事で可能となる『W抜刀+冰気錬成装備』。
今まで火力が低く実用的ではなかったW抜刀装備に冰気錬成を発動する事ができるので、攻撃力強化Ⅴを超えるメリットがあります。
冰気錬成+加護極意による抜刀加護5装備。
対ラージャンではかなりおすすめの構成です。
火力や立ち回りが大幅に強化される場合
シリーズスキルを組み合わせなくても、シリーズスキルを付与する事で立ち回りや火力が強化される場合もあります。
冰龍の神秘でラヴィーナ3部位にすることで、ハイブリッド大剣装備が組みやすくなります。
抜刀時だけでなく常に会心率を100%にし、冰気錬成を発動させる汎用性の高い構成です。
また双剣や弓は銀火竜の真髄でシルバーソル3部位にする事で、真会心撃装備が快適に運用可能です。
シリーズスキルなしの属性特化の方が火力は高いですが、装飾品の難易度は下がります。
シリーズスキルが有効ではない例
では次にシリーズスキルが有効でない例を紹介していきます。
火力や立ち回りが向上しない場合
炎王龍の武技を付与する事でカイザー2部位で達人芸装備が可能となりますが、とりあえず2部位にしているだけではメリットはほとんどありません。
シリーズスキルを付けずに攻撃力強化Ⅴを付与している方が火力は高い事が多いので、シリーズスキルを付与しないと作成できないスキル構成でなければ、攻撃力強化Ⅴを付与している方が期待値が高い場合が多いです。
汎用武器として使う場合
装備を限定せずに、汎用武器として使いたい場合にもシリーズスキルの付与はおすすめしません。
シリーズスキルは装備があらかじめ限定されている場合に有効なので、どんな装備にも使いたい場合には有効ではありません。
まとめ
・シリーズスキルの付与は、ムフェトカイザーや真業物+砲術5のような生産武器では不可能なスキル構成にする場合に有効。
・なんとなくシリーズスキルを付与したり、汎用武器として使用すると火力の期待値が下がってしまう。
・まずどういったスキルを組みたいのか考えてから、シリーズスキルを付与するのがおすすめ。
意外と悩んでしまうシーズスキルの話でした。覚醒武器はカスタマイズ性が高いだけに強化に悩む場面が多いと思います。
まずは汎用的に使いたいのか、それとも専用装備として使いたいのかでシリーズスキルの有用性は変わります。強化素材がすぐに入手できるクエストではないので、しっかりと考えて作成したいですね。