いつもはゲーム攻略記事なんかを書いているんですが、たまにはライフハックという事で、浴室乾燥機のリモコン修理方法を記事にしてみました。
パナソニックの浴室乾燥機である「GVL5000A」ですが、リモコンのボタンが非常に故障しやすいです。リモコンを再購入しようとした場合は、新品で1万円以上するので簡単に買い替えるのは難しいと思います。
そんなGVL5000Aですが、リモコンの修理方法がネット上でも記載されていないので、簡単な修理方法を紹介します。
GVL5000Aのリモコンが故障しやすい理由
GVL5000Aのリモコンは使用頻度の高い「換気」と「24時間連続換気」のボタンが故障しやすく、故障すると一切ボタンが反応しなくなります。
上の画像を見てもらうと分かるのですが、リモコンのボタンはプラスチックのパーツでできており、2か所の爪の様なもので固定されていますが、これが非常に脆く折れやすいです。
その為、プラスチックのパーツが折れてしまうと、ボタンが押し込めなくなります。リモコンを振ると「カラカラ」と音が鳴るのは、ボタンのパーツが折れてしまっているからです。
Amazonや楽天市場で購入可能ですが、価格が非常に高いです。ヤフオクなどで中古品も購入可能ですが、すぐに故障する可能性が高いので、修理した方が経済的です。
GVL5000Aの修理方法
ではGVL5000Aの修理方法を解説します。必要なのは00番のプラスドライバーと粘着力の高いテープ。
裏のネジ部分が硬いので、精密ドライバーでも細いものではなく、上の画像のような力が入りやすいドライバーだと作業しやすいと思います。
テープは何でもいいですが、粘着力が高い方がプラスチック破損の予防になります。補修用の強力なテープが理想ですが、とりあえず布テープあたりでも大丈夫です。ただ、あまり粘着力が低いと、すぐに再修理が必要になってしまうので注意です。
まずはリモコン後ろのゴムカバーを外します。先のとがったものや、ピンセットなどでほじくるように外しましょう。ネジは6つあるので全て外します。
すべてのゴムカバーを外したら、ネジをドライバーで外します。ネジは全部で8箇所外します。ネジを外すとリモコンが開けられます。リモコン上部の黒いカバー部が貼り付いているので、シールを外す要領でゆっくり剥がしましょう。
裏のカバーを外すと、こんな感じで基板が出てきます。基盤を固定している3箇所の黒いネジを外していきましょう。
黒いネジを外すと基板の裏に、故障しているボタン部分が見えます。ボタンのプラスチックパーツが折れている為、ボタンを押しても反応しない状態です。
プラスチックのパーツで押すボタンは基板についています。要するにこのボタンを再度押せるようにすれば、修理は完了となります。
という事で、割れたプラスチックのパーツを元の位置に戻し、粘着性の高いテープで固定してあげます。今回は布テープをハサミでカットして使用しています。他のボタンが割れて故障しないように、予防する意味も込めて全てのプラスチックのパーツをテープで補強しています。
後はリモコンを組み立てて、ネジを元の位置で固定すれば終了です。自分はずぼらなので、電池を入れる部分からテープがはみ出してますが、几帳面な方はしっかりとカットしてください。
最後に電池を入れて動作確認。換気と24時間連続換気の両方が押せるようになり修理は完了です。
ちなみに我が家は、突然故障して換気ができなくなったら困るので、フリマサイトで購入した中古のリモコンを予備でストックしています。非常に壊れやすいリモコンなので、予備でストックしていると安心です。