看護師国家試験に向けて日々の勉強お疲れ様です。
国家試験は勉強だけでなく、体調管理も大切になります。体調が悪ければ、100%の実力を発揮する事が出来ません。学力に余裕がある人ならいいかも知れませんが、合格ラインギリギリの人は体調不良で実力が出せないと合格が危なくなります。
この記事では実際に国試を経験した筆者が、体調管理の方法や生活習慣を整えて実力をしっかりと引き出すための過ごし方を紹介します。
目次
試験は午前から!朝方の生活に慣れておこう
知っての通り国家試験は午前中から開始します。以前ブログでも紹介しましたが、昼夜逆転の状態ではいわゆる「時差ボケ」状態になり、本来の実力が発揮できません。
せっかく勉強していても実力が発揮できないのは勿体ないので、必ず試験前までには朝方の生活に直しておきましょう。
- 1週間前までには試験当日に起きる予定の時間に起きるようにする。
- 1週間前から早寝、早起きの習慣を体に慣らしておく。
- 夜眠れないなら徹夜してもいいので、翌日の22時に寝るようにする。
- 1週間前から朝ごはんもしっかりと食べるようにしておく。

インフルエンザには要注意!外出は控えよう
当たり前ですが、気をつけたいのがインフルエンザなどの感染症。
せっかく勉強しても、インフルエンザになってしまっては実力が発揮できません。追い込みの時期に勉強できないのもマイナスです。
国家試験1週間前は外出は控えるようにし、外出しても人混みは避け、手洗いをしっかりとするようにしましょう。
2019年にあべのハルカスのバレンタインフェア会場で麻疹の感染が拡大したニュースがありました。デパートのバレンタインフェアなど、人が集まる場所へは極力行かないように我慢しましょう。
追い込みは前日まで!前日は勉強せずゆっくり休もう
試験1週間前の勉強方法は新しい問題集や参考書は使わないようにしましょう。直前になってわからない事があると不安や焦りの原因となります。
今までのノートを見直したり、問題集をもう一度見直したり、過去問でよく間違える問題を見直したりと、取れる問題を落とさないように仕上げをしていきます。
特に必修問題での苦手な問題はしっかりと見直しておきましょう。
そして試験前日は勉強せずにゆっくり休むのがポイントです。というのも国家試験前日は緊張感や不安から「勉強しても頭に入りにくい状態」になっています。
前日でも平常心で勉強できる人もいると思いますが、そういった人は既に合格ラインを超えている人がほとんどです。
試験前日に勉強しても頭に入りにい上に、頭に入らないから余計に焦って不安になるという負のスパイラルに陥ります。なので試験前日はリラックスして過ごす方が結果に繋がりやすいです。
我慢していたドラマを見たり、漫画やゲームをしたりしてもいいです。夢中になり過ぎないように注意は必要ですが、自分がリラックスできる方法で過ごしましょう。
そして前日は試験の準備をしっかりと行います。受験票や荷物の確認、試験会場までの経路などを調べておきましょう。
生ものは厳禁!試験前日と試験当日はいつもの食事で
食あたりや胃もたれでは試験に集中できませんし、前日にしっかり睡眠をとることもできません。
試験前だからスタミナのある食事を!と思って、いつもよりボリュームのある食事を考えているなら注意が必要です。また生ものも避けるようにし、いつも食べている食事にしておきましょう。
とくに前泊している場合は外食になると思うので、食べすぎに注意しましょう。もちろん飲酒はもってのほかです、飲むなら試験が終わってから好きなだけ飲みましょう!
前日に国家試験会場の下見は必要?
試験会場までの行き方に不安があれば下見をしておく事をおすすめします。
地図で見るよりも、実際に会場まで向かった方が経路がわかりやすいです。
特に前泊している人や場所が遠い人は、土地勘が無くなるので下見をしておく事と安心できます。
忘れ物はない?持ち物の最終チェックをしておこう
- 受験票
必ず忘れないように、前日からきちんと用意しておきましょう!
- 時計
腕時計でも卓上時計でもOKです。試験会場では時計を見上げる動作によるカンニング防止の為か、時計が設置されていません。電卓機能やスマホは禁止されているので、普通の時計を使用しましょう。
- 財布
タクシー代が払えるように多めに用意しておきましょう。電車を利用するなら必ずICカードはチャージしておきましょう。
- 鉛筆
4~5本は用意しておきましょう。基本的にシャーペンはNGなので、必ず鉛筆を用意します。筆箱はNGなので転がらないような形状の鉛筆がおすすめです。
- 鉛筆削り
念のために用意しておきましょう。
- 消しゴム
2~3個は用意しておきましょう。
- 黒ボールペン
午後問題開始前に「受験票記載内容確認票」を書く場合は必要になります。ほとんどの人は必要ありませんが、受験票の内容に訂正が必要な場合は記入が必要です。念のために用意しておきましょう。
- 定規
マークのずれ防止にあれば便利です。
- 昼食&飲み物
会場周辺にコンビニがあるとは限らないので、必ず持参するようにしましょう。
- おやつ
素早く当分摂取できるので、試験前に食べて集中力UPを図ります。
- ティッシュ&ハンカチ
あると何かと便利です。用意しておきましょう。
- 上着
ひざ掛けは禁止されている場合があります。寒さ対策に用意しておきましょう。
まとめ:心身ともに万全な状態で試験に挑もう
国家試験は1年に1回だけの挑戦になります。
勉強も大切ですが、試験前の体調管理が何よりも大切なのです。
国家試験が終われば遊び放題です!一時の誘惑に負けて1年を棒に振るのは勿体ないです。国家試験1週間前からしっかりと体調を整えて、万全な状態で国家試験に挑みましょう。